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ノウ ノ オンナ タチ
能の女たち / 杉本苑子著
(文春新書 ; 139)

データ種別 図書
出版者 東京 : 文藝春秋
出版年 2000.11
本文言語 日本語
大きさ 214p : 挿図 ; 18cm

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図書館 773/Ss
1134622

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著者標目 杉本, 苑子(1925-) <スギモト, ソノコ>
件 名 BSH:能楽
BSH:婦人
NDLSH:能楽
分 類 NDC8:773.04
NDC9:773.04
書誌ID 0000313710
ISBN 4166601393
NCID BA49393524
コメント 目次 1 『清経』の愛人—男の絶望の深さを、理解できなかった女。 2 『黒塚』の鬼女—業を負った女の悲しみと孤独。 3 『恋重荷』の女御—サディズムの代償は「死」か、それとも「許し」か。 4 『羽衣』の天女—天真無垢な心が持つ浄化力。 5 『鉢木』の妻—事の本質を見誤らなかった眼、つつましやかな叡智の勝利。 6 『鉄輪』の女—生きながら鬼となるぶきみさ。それはだれもが心の底に秘めている呪い願望の形象化か。 7 『海人』の海女—我が身を犠牲にして勝ち取った息子の栄達。 8 『松風』の妹—姉と分かち合った愛。その軽重を計る苦しさ。 9 『籠太鼓』の妻—狂気を装うしたたかな策略。女房族の強さは現代と変らず。 10 『隅田川』の母—ひたすらな歎き。没我の愛。 11 『藤戸』の母—権力を屈伏させた底辺の力。 12 『山姥』の老女—女の或る者は老いて哲理となり、大自然と一体化する。

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